南大阪スイーツ列伝

南大阪の有名無名の一押しスイーツを ドシドシ、紹介致します。

2019年12月

堺が誇る和菓子の名店、曽呂利(そろり)
一風変わったこの店名、曽呂利とは、豊臣秀吉に御伽衆(主君のそば近くで話し相手をする職)
として仕えた曽呂利新左衛門に由来します。

秀吉・曽呂利のロゴマークがインパクト抜群です。

 

さて、その曽呂利の代表菓子が、『大鏡』です。

三笠のような薄い皮で白餡をくるんだお菓子で、かなり大きいです。

でも、中の白餡は、意外とサッパリしていて、ペロリといただけます。

皮は薄いながらもモチモチで、しっかり存在を主張。

シンプルなわりに、1個270円と、そこそこのお値段ですが、その価値はあると思いますよ。

ちなみに、本店は堺の和菓子激戦区、宿院にあります。

そしてもう一店舗が北野田にあって、これが駅近で便利なのです。

今回も北野田店で買いました。

南大阪というか、泉州・和泉銘菓として名高い「村雨」
知名度は全国区かもしれませんね。
そう、米粉・小豆・砂糖で作った生和菓子です。

でも実は、「村雨」という名称は、塩五という店の商標登録だとか。
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南大阪の有名和菓子店であれば、たいてい「村雨」的な商品はあるのですが、
その多くが、「〇〇しぐれ」のような名前です。

むかしんでは、「むらしぐれ」
朝日堂菓子舗では、「磯時雨」。
青木松風庵では、「しぐれ」

まぁ、どれもよく似た味らしいですが(たまに、異様に甘いモノもある)。

そして今回、本家本元の「村雨」を食べるのは初めて、ワクワク。
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感じたことは、、、甘くない!
いや、もちろん甘いのですが、かなり甘さ控えめ、上品です。

そして、これは予想通り、口の中の水分が持っていかれます。
お茶必須ですね。

あと、消費期限が短いのも、このお菓子の特徴。
とくに塩五の「村雨」は、製造から2~3日。
しかも私が買ったときは、買った当日が、消費期限。。。

なので、買った当日、大学講師控室で、授業終わりに急いで食べました。
でも一本丸々は多かったので、他の講師の方にもおすそ分け。
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普段、顔は合わせるも、なかなか話す機会がなかったので、よいきっかけに
なりました!
おかげで、グルメトークに発展しました。

ちなみに今回は、髙島屋銘菓百選でのお買上げ(塩五に行ったわけではない)。
前回(朝日堂菓子舗の泉州一)、前々回(青木松風庵の月化粧)も同じく
銘菓百選でのお買上げ。
銘菓百選、ホントウに重宝させていただいております。

創業大正10年の老舗、朝日堂菓子舗
老舗なだけあって、銘菓はいろいろあれど、今回は「泉州一」をゲット。
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堺・泉州地域で一番親しまれる銘菓を・・・との想いから名付けられたとか。
うん、このブログのコンセプト(南大阪のスイーツ)にピッタリです。

実は先日、髙島屋泉北店「銘菓百選」コーナーにて、月化粧(前の記事)と
一緒に購入しておりました。
銘菓百選には、南大阪のみならず、全国の銘柄がたくさんあるので重宝します。

さて、カバンに忍ばせ、どこかのタイミングでおやつに、、、と。
そして昨日、大学講師控室にてパクリ。
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一見、小ぶりな感じですが、餡の中には、けっこう大きな求肥入り。
なので腹持ちも良く、この後の仕事、はかどりました♪

南大阪が誇る、大手和菓子屋「青木松風庵」

大阪18店舗、和歌山8店舗、さらには駅売店、高速道路売店、空港売店など、

アチコチで見かけます。

そんな青木松風庵が誇る銘菓が、みるく饅頭「月化粧」。
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看板や雑誌広告などガンガンにアピールして、強力プッシュしている商品です。

並々ならぬ、会社の意気込みを感じずにはおられません。
大阪には、月化粧なんば店という専門店があるくらい。

 

個人的には、あまりにもプッシュされていると、逆に引いてしまう性質なので、

これまで、あえて食することはありませんでした。

が、先日、髙島屋泉北店の銘菓百選にあったので、ついつい。

つるっと真ん丸、キレイです。

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お味は、、、まったくもって、予想通り!

宣伝通りの美味しさでした。
万人に合う美味しさって感じで、たしかに日本茶・コーヒー・紅茶・牛乳、
なんにでも合いそうな味
です。

小ぶりなサイズで、ちょこっと甘いモノが食べたいときに便利かも。

 

ちなみに今日、金剛山へ行ったのですが、途中、滝を眺めながら食べました。

やはり、体を動かして、外で食べるのは、普段の1.5倍美味しいです。
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ただ、水と合わせて食べたので、そこはちょっと残念(水とは合わない)。
個人的には、みるく饅頭だけに、牛乳(この時期、ホットミルク)と合わせて

食べたいものです。

南大阪のスイーツは、実はけっこうハイレベル。

まず、堺の和菓子が有名。
茶道の巨匠、千利休を生んだ町ですからね。

また、泉州の城下町にも、伝統ある銘菓がたくさんあります。

あと、自然溢れる地域なので、いちじく・ぶどう・柿・桃など
地元名産果物を使ったスイーツも、道の駅などの名物だったりもします。

そして、普通の郊外住宅地にも、古くから地元民に愛されている和洋菓子店も多く、
有名店で修行を積んだオーナーパティシエが、南大阪で店を開くケースも少なくありません。

そんなスイーツ激戦区である南大阪のスイーツを、
大阪狭山市在住ファイナンシャル・プランナー(←職業は関係ない)の私が
誰に遠慮することなく、思いっ切り独断と偏見で、紹介していきたいと思います。

ぜひぜひご期待くださいませ!

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